いびき(無呼吸症候群)が気になる方に
INTRODUCTION
いびきは、喉の奥の口蓋垂や軟口蓋と呼ばれる部分が、空気の流れによって振動し、音が出ることで起こります。
人によって、口蓋垂や軟口蓋などの粘膜のヒダの幅が広かったり、長かったりするため、わずかな空気でも振動を起こし、大きないびきとなります。
無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
睡眠は、本来、脳と身体を休息させるためのものですが、寝ている間に大きないびきと入れ替わりで呼吸停止が繰り返され、身体へ大きな負担をかけてしまいます。
その結果、眠気や倦怠感、集中力の低下、頭痛などが引き起こります。
いびきや無呼吸症候群の原因の1つに、空気の通り道である上気道*が狭いことが考えられます。
口で呼吸をしていると鼻呼吸に比べ、軟口蓋が落ち込みやすく、より空気抵抗を大きくします。
軟口蓋や舌の付根といった上気道の周りにある組織が重力によって落ち込むと自然と上気道が狭められやすくなるため、お肌と同じで引き締めて気道を確保する必要があります。
*気道のうち、鼻から鼻腔、鼻咽腔、咽頭、喉頭までをいう
レーザーを口の中に照射して、熱エネルギーでキュっと収縮させて、上気道周囲の体積を広げます。
同時に、コラーゲンも生成されるため、口の中の引き締まった状態が続きます。
これにより、口の中の緩んだ粘膜を引き締めいびきを軽減します。
お口の中を観察して状態を確認します。問題がなければレーザーを20分ほど照射します。切らないので出血もなく、施術が終わり次第そのままお帰りいただけます。当日のお食事も可能です。
A:切る手術とは異なり、レーザー照射時の痛みはほとんどなく、麻酔の必要もありません。それでも心配な方は、ご相談ください。※痛みの感じ方には、個人差があります。
A:1回の治療でも改善が見られますが、繰り返し治療することで、2〜3回目くらいからはっきりと変化が実感できます。さらに、数ヶ月に一度、メンテナンスを行うことで、効果の維持が期待できます。※効果のあらわれ方や持続期間には、個人差があります。
A:入院する必要はなく、切る手術ではないため、出血することはありません。治療直後に、消毒や薬を塗る必要もなく、普段通りの生活をしていただけます。
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