いびき治療|鼻の手術は不要!レーザーによる睡眠時無呼吸症候群の治療

いびき(無呼吸症候群)が気になる方に

いびき構造

INTRODUCTION

鼻づまりのせい?「いびき」の原因は?

いびきは、喉の奥の口蓋垂や軟口蓋と呼ばれる部分が、空気の流れによって振動し、音が出ることで起こります。
人によって、口蓋垂や軟口蓋などの粘膜のヒダの幅が広かったり、長かったりするため、わずかな空気でも振動を起こし、大きないびきとなります。
また、いびきの原因には、睡眠中に呼吸の流れがスムーズでなくなることが関係しています。特に、上気道が狭くなり、空気が通りにくくなることで、いびきが発生しやすくなります。これにより、鼻中隔や軟口蓋、舌の付根といった部分が影響を受け、気道の通り道が制限されます。このため、しっかりと空気の通り道を確保することが重要です。

「無呼吸症候群」って何?

無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
睡眠は、本来、脳と身体を休息させるためのものですが、寝ている間に大きないびきと入れ替わりで呼吸停止が繰り返され、身体へ大きな負担をかけてしまいます。その結果、眠気や倦怠感、集中力の低下、頭痛などが引き起こされることがあります。
この病気を放置しておくと、生活の質が大きく低下し、最終的には健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。症状が悪化すると、高血圧や心血管疾患などの疾患に関わることもあります。

じゃあ、どうしたらいいの?

いびきや無呼吸症候群の原因の1つに、空気の通り道である上気道が狭くなっていることが考えられます。
口で呼吸をしていると、鼻呼吸に比べ、軟口蓋が落ち込みやすく、より空気抵抗を大きくします。
軟口蓋や舌の付根といった上気道の周りにある組織が重力によって落ち込むと自然と上気道が狭められやすくなるため、呼吸がしにくくなります。これにより、いびきや無呼吸症候群の症状が悪化しやすくなります。そのため、しっかりと気道の通り道を確保し、上気道を引き締めることが治療法として効果的です。
※気道のうち、鼻から鼻腔、鼻咽腔、咽頭、喉頭までをいう

最新レーザー治療をご紹介します!

レーザーを口の中に照射して、熱エネルギーでキュっと収縮させて、上気道周囲の体積を広げます。
同時に、コラーゲンも生成されるため、口の中の引き締まった状態が続きます。
これにより、口の中の緩んだ粘膜を引き締め、いびきを軽減します。
この治療は、切開を伴わないため、痛みの少ない治療法として、多くの患者さまに支持されています。
治療後も、特別なケアは不要で、すぐに日常生活に戻れる点も魅力です。

治療の流れ|切らないレーザー治療

お口の中を観察して状態を確認します。問題がなければレーザーを20分ほど照射します。
切除を伴う手術ではないので、出血もなく、施術が終わり次第そのままお帰りいただけます。当日のお食事も可能です。
また、治療は通院の負担が少なく、忙しい方でも安心して受けていただけます。治療は外来で行えますので、入院の必要もありません。

よくある質問|レーザー治療のQ&A

Q:痛みが少ないって、本当?

A: 切る手術とは異なり、レーザー照射時の痛みはほとんどなく、麻酔の必要もありません。それでも心配な方は、ご相談ください。※痛みの感じ方には、個人差があります。
いびきや無呼吸症候群の治療は、できるだけ痛みの少ない方法で行いたいと考えております。

Q:1回の治療で、良くなるの?

A: 1回の治療でも改善が見られますが、繰り返し治療することで、2〜3回目くらいからはっきりと変化が実感できます。
さらに、数ヶ月に一度、メンテナンスを行うことで、効果の維持が期待できます。※効果のあらわれ方や持続期間には、個人差があります。

Q:治療後は、なにもしなくていいの?

A: 入院する必要はなく、切る手術ではないため、出血することはありません。治療直後に、消毒や薬を塗る必要もなく、普段通りの生活をしていただけます。
この治療法は、忙しい方でも手軽に受けられるため、日常生活に支障をきたすことはありません。
また、治療後の管理として、定期的な検査を行い、治療の効果を確認していきます。