英歯科施設基準一覧について

当院が満たす施設基準について

当院は、厚生労働省が定める下記の施設基準を満たしています。
これにより「安全性」「専門性」「安心感」を兼ね備えた歯科医療を患者さまへ提供できる体制を整えております。


(医療DX)第369号

医療DX推進体制整備加算

  • 背景・趣旨:国が推進する「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)」の一環で、電子化された医療情報の共有や活用を促進するために設けられた基準です。
  • 当院の体制:マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認システムを導入し、薬剤情報や特定健診情報を安全に確認できる体制を整えています。
  • 患者さまのメリット:過去の薬歴や検診結果をもとに、重複投薬や相互作用に配慮した安全な診療が可能になります。

(歯初診)第310号

歯科初診料の施設基準

  • 背景・趣旨:初診の患者さまに対して、全身状態を踏まえた診療を行える体制が整っているかを評価するものです。
  • 当院の体制:初診時には問診・口腔内検査・必要に応じて画像検査を行い、治療計画を立案します。
  • 患者さまのメリット:歯や歯ぐきの症状だけでなく、全身の健康状態も考慮した安心の治療方針を提案いたします。

(外感染1)第245号

歯科外来診療環境体制加算1(外来環)

  • 背景・趣旨:院内感染防止対策や救急時の対応体制を評価する基準です。
  • 当院の体制:AED(自動体外式除細動器)、パルスオキシメーター、酸素ボンベを常備し、スタッフも救命講習を受講。口腔外バキュームや滅菌器による感染対策も徹底しています。
  • 患者さまのメリット:万が一の緊急事態や院内感染リスクに対して、安心して通院できる環境が整っています。

(歯訪診)第267号

歯科訪問診療料の施設基準

  • 背景・趣旨:通院困難な高齢者や障がい者の方にも歯科治療を届けるために設けられた基準です。
  • 当院の体制:携帯用の診療機器を用意し、ご自宅や施設に伺って診療を行える体制を整えています。
  • 患者さまのメリット:通院が難しい方でも、ご自宅でむし歯治療・入れ歯調整・口腔ケアを受けられます。

(口腔粘膜)第125号

口腔粘膜疾患加算

  • 背景・趣旨:歯や歯ぐきだけでなく、口腔粘膜疾患(口内炎や白板症など)の診断・治療に対応できる体制を評価する基準です。
  • 当院の体制:口腔内診査や生検、必要に応じて医科との連携を行っています。
  • 患者さまのメリット:早期に口腔がんのリスクを発見できるなど、命に関わる病気の早期発見・早期対応につながります。

(う蝕無痛)第36号

う蝕無痛的療法加算

  • 背景・趣旨:なるべく削らず、痛みを抑えたむし歯治療を評価する基準です。
  • 当院の体制:薬剤を用いた再石灰化療法や、低侵襲な治療方法を積極的に導入しています。
  • 患者さまのメリット:歯を大きく削らずに治療できるため、歯の寿命を延ばすことができます。

(歯CAD)第277号

CAD/CAM冠による補綴

  • 背景・趣旨:金属ではなくセラミック・ハイブリッドレジンなどの素材を用いた白いかぶせ物を保険適用で提供できる基準です。
  • 当院の体制:専用のCAD/CAM機器でかぶせ物を設計・製作。審美性と耐久性を両立させます。
  • 患者さまのメリット:自然な見た目を保ちながら、金属アレルギーのリスクを避けることができます。

(手術歯根)第28号

手術用歯根端切除加算

  • 背景・趣旨:根管治療で改善できない場合に、外科的な処置を行える体制を評価する基準です。
  • 当院の体制:マイクロスコープや外科器具を用い、歯根の先端を切除する治療が可能です。
  • 患者さまのメリット:抜歯せずに歯を残せる可能性が高まります。

(口血凝)第3号

口腔内止血処置加算

  • 背景・趣旨:出血リスクのある患者さま(抗凝固薬服用中など)に安全な処置を行える体制です。
  • 当院の体制:止血剤・縫合・局所的な止血処置を行える環境を整えています。
  • 患者さまのメリット:持病や服薬がある方でも安心して治療を受けられます。

(手光機)第124号

手術用光学機器加算

  • 背景・趣旨:精密な治療のために光学機器を用いる体制を評価する基準です。
  • 当院の体制:歯科用マイクロスコープや拡大鏡を導入し、肉眼では見えない部位を確認しながら治療しています。
  • 患者さまのメリット:むし歯や根管の細部を確実に治療でき、再治療のリスクを減らします。

(補管)第497号

補綴管理料

  • 背景・趣旨:入れ歯やかぶせ物などを長期的に管理し、再治療や修理が必要になる前にフォローできる体制です。
  • 当院の体制:装着後も定期的にかみ合わせや適合を確認し、必要に応じて調整します。
  • 患者さまのメリット:入れ歯やかぶせ物を快適に長く使用でき、口腔機能の維持につながります。

(歯外在べⅠ)第28号

歯科外来診療における在宅・訪問連携(Ⅰ)

  • 背景・趣旨:歯科と医科・介護との連携を強化し、地域包括ケアに貢献するための基準です。
  • 当院の体制:医科クリニックや訪問看護、介護施設と連携し、患者さまの全身状態を踏まえた診療を行います。
  • 患者さまのメリット:在宅医療や介護を受けている方でも、医科と歯科が連携して総合的な健康管理を受けられます。